高嶺のなでしこがマカオの観光名所を訪問…初の海外公演で現地入り

 日本の女性アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が2月1日にマカオ・コタイ地区にあるロンドナーシアターで初の海外公演となるワンマンライブを行った。

 今回のライブは日本をテーマにした大規模ツーリズム・カルチャー複合イベントとしてマカオで初開催となるマカオ・ジャパン・スプリング・フェスティバル「CONTEMPO(コンテンポ)」のオープニングを飾るイベントでもあり、大きな注目を集めた。

 日本でのメジャーデビューを目前に控え、多忙な日々を送る彼女たちだが、短いマカオ滞在中に複数の観光名所をめぐったり、名物スイーツのエッグタルトを味わうなど、マカオの魅力の一端に触れる機会もあったようだ。

 マカオは西洋と東洋の文化が見事にマッチしたユニークな街並みやグルメが存在し、多くの旅客を吸引している。今回彼女たちが訪れたのは公演会場に近い「タイパヴィレッジ」一帯で、古い街並みが多く残り、また特色ある飲食店や土産店が集積するマカオでも特に人気のある観光地。

 具体的には、マカオの伝統産業として知られる爆竹工場の跡地を文化施設として再開発した「益隆爆竹工場跡」、通りの両サイドに飲食店や土産店がずらりと軒を連ね常に多くの人出で賑わうタイパヴィレッジの中心「官也街(クーニャストリート)」、かつてポルトガル系住民が暮らした洋館をミュージアムに改装した「タイパハウス」などを訪れたという。写真はタイパハウスで撮影されたもの。

マカオの観光名所のひとつ「タイパハウス」を訪れた高嶺のなでしこメンバー(写真:CONTEMPO)

 CONTEMPOは(2024年)3月末までの2ヶ月わたり開催され、主催者は日本の豊富な文化遺産、トレンド、ファッション、音楽、美食などをマカオから世界に向けて発信するのみならず、マカオの特色ある観光資源を日本へ紹介することで、マカオと日本の両地域の文化交流促進に寄与したいとしている。

 CONTEMPOのイベントスケジュールによれば、高嶺のなでしこが再び3月23、24日に、さらに同じTWIN PLANET所属のアイドルグループ「可憐なアイボリー」も2月24、25日にマカオ公演が予定されているとのこと。日本から多くのファンがマカオを訪れるとともに、公演前後にマカオの魅力に触れるきっかけとなることが期待される。

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