マカオの複数店舗で万引き繰り返した男逮捕…フライト欠航で逃亡失敗

 マカオ治安警察局は4月7日、市内の複数店舗で万引きを繰り返したとして40代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。

 同局によれば、4月1日正午後頃、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設モール内にある店舗のスタッフから物品を満載したようなバックパックを持った男が店を出たのを不審に思って監視カメラ映像を確認したところ、男が会計を済ませずに店舗から商品を持ち出していたことがわかったとする通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた警察が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システム及び店舗の監視カメラ映像をもとに容疑者を特定し、同日夜、マカオ国際空港内で逮捕に成功。男が所持していたバックパックの中から盗品が発見された。

 男は警察の調べに対し、前月(29日)から4月1日にかけてマカオの複数店舗から70点以上の商品を盗んだことを認め、同局では、男を窃盗罪で検察院送致するとした。店舗側からの被害報告額は合計約1万3000パタカ(日本円換算:約24万円)。

 なお、男は4月1日にマカオ国際空港から出境予定だったが、フライトが欠航となったため逃亡に失敗するかたちとなり、空港内での逮捕に至ったという。

窃盗罪で逮捕、検察院送致された男(写真:マカオ治安警察局)

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