1月新規住宅及び商業物件向けローン貸付承認額増加

マカオ政府金融管理局は3月21日、今年(2014年)1月の対住宅及び商業物件ローン新規貸付承認総額を発表した。住宅向け、商業向けの両方で新規貸付額が増加となり、未返済ローン残高についても住宅、商業向けとも増。

1月の新規住宅ローン貸付承認総額は44億パタカで、前月比45.2%増。うち、マカオ居民が占める割合は97.9%に。金額ベースでは前月と比較してマカオ居民向けが43.5%増、非居民向けが241.0%の大幅増となった。前年同期比での新規住宅ローン貸し付け承認総額は46.2%増。

未完成物件に対する新規貸付は4億4400万パタカで、前月比213.1%の大幅増、昨年同月との比較でも284.4%増。

商業物件への新規貸付は前月比138.6%増の55億パタカ。内訳はマカオ居民によるものが93.6%を占めた。金額ベースでは、マカオ居民によるものが127.2%増、非マカオ居民が785.8%の顕著な増となった。前年同月比では46.7%増。

1月末締めの未返済住宅ローン残高は1,211億パタカで前月比2.4%、前年比23.3%のそれぞれ増。うちマカオ居民が95.0%を占めた。商業物件は同884億パタカで前月比3.6%、前年比25.1%のぞれぞれ増、うちマカオ居民が93.0%となっている。

なお、1月末の返済滞納率は住宅ローンが0.05%で前月、前年同月からそれぞれ軽微の下落。商業物件ローンは前月末から微減、前年12月末から0.13ポイント下落の0.03%だった。

タイパ島のマンション群(資料)―本紙撮影

タイパ島のマンション群(資料)―本紙撮影

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