マカオ、「五・一」労働節GW3日目のインバウンド旅客数は15.9万人…3日間累計43.2万人に

 アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節)ゴールデンウィークを迎えている。

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休となるほか、 マカオと香港でも飛び石連休となるため、インバウンド旅客の増が期待されている。

 マカオ治安警察局は5月4日未明、労働節ホリデー3日目にあたる5月3日の出入境統計(暫定データ)を公表。同日のインバウンド旅客数は15万9446人(延べ、以下同)で、3日間累計では43万2058人、単日平均14万4019人に上った。

 近日、マカオでは雨模様の天気が続いているが、旅客のマカオ渡航意欲に大きな影響は出ていない模様。マカオ政府旅遊局(MGTO)によれば、5月1〜2日のマカオの平均ホテル客室稼働率は90%超に達しているという。

 MGTOは今年の労働節GWの単日平均インバウンド旅客数を13万人と見込んでおり、3日目まではこれを上回って推移している。前年同時期(2023年4月29日から5月3日までの5日間)の単日平均インバウンド旅客数は約9.9万人で、今年どの程度までインバウンド旅客数が伸長するかが注目される。

2024年労働節GW期間中の観光名所・タイパヴィレッジ官也街の様子(写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は12月4日、マカオ半島北西部の沙梨頭エリアにある路上で女子学生(成年)に対する…
  2.  数学(算数)及び科学(理科)の到達度に関する国際的な調査のひとつに国際教育到達度評価学会(IEA…
  3.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「グランドリスボアパレス(上葡京)」で12月4日、…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は12月4日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認した…
  5.  マカオ政府交通事務局(DSAT)は12月4日、マカオ市民の業務や旅行での中国本土訪問、また中国本…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun