マカオ、2024年5月のカジノ売上は約3943億円…前年同月から3割増、2020年1月以降の最多に

 マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は6月1日、今年(2024年)5月の月次カジノ売上(粗収益、Gross Gaming Revenue=GGR)統計を公表。

 今年5月のカジノ売上は前年同月から29.7%増の201.88億パタカ(日本円換算:約3943億円)で、対前月でも8.9%増。コロナ前の2019年同月から回復率は77.8%。月次のカジノ売上が200億パタカ超となるのはコロナの影響が生じる直前の2020年1月以来のこと。

 5月の営業日は31日で、前月と比較して1日多い。5月の1営業日あたりの平均売上は前月を0.33億パタカ(約6.4億円)上回る6.51億パタカ(約127.2億円)だった。

 今年1〜5月累計のカジノ売上は前年同時期から47.9%増の960.59億パタカ(約1兆8764億円)。変動率は前月時点から5.8ポイント縮小。2019年同時期からの回復率は76.4%。

マカオは昨年1月初頭にウィズコロナへ転換。アフターコロナ初年となった昨年のカジノ売上は3月から本格的な回復が進み、夏場以降に加速、年末まで勢いを維持し、昨年通期のカジノ売上は前年から333.8%増、2019年の62.6%に相当する1830.59億パタカ(約3兆5758億円)に。政府は市場の回復が進む状況を受け、2024年の財政予算でカジノ売上目標を前年の1300億パタカ(約2兆5393億円)から2160億パタカ(約4兆2192億円)、月額にして180億パタカ(約3516億円)へ引き上げ、財政収支の均衡を実現するとしており、今年ここまで5ヶ月は目標を上回るペースで進捗している。

カジノのイメージ(資料)=本紙撮影

【資料1】2024年マカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:193.37億パタカ=約3777億円(67.0%減)
・2月:184.86億パタカ=約3611億円(79.1%増)
・3月:195.03億パタカ=約3810億円(53.1%増)
・4月:185.45億パタカ=約3622億円(26.0%増)
・5月:201.88億パタカ=約3943億円(29.7%増)
>1〜5月累計:960.59億パタカ=約1兆8764億円(47.9%増)

【資料2】2013年〜2023年マカオの年間カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・2013年:3607.49億パタカ=約7兆0467億円(18.6%増)*ピーク時
・2014年:3515.21億パタカ=約6兆8664億円(2.6%減)
・2015年:2308.40億パタカ=約4兆5091億円(34.3%減)
・2016年:2232.10億パタカ=約4兆3601億円(3.3%減)
・2017年:2657.43億パタカ=約5兆1909億円(19.1%増)
・2018年:3028.46億パタカ=約5兆9156億円(14.0%増)
・2019年:2924.55億パタカ=約5兆7126億円(3.4%減)
・2020年:604.41億パタカ=約1兆1806億円(79.3%減)
・2021年:868.63億パタカ=約1兆6967億円(43.7%増)
・2022年:421.98億パタカ=約8243億円(51.4%減)
・2023年:1830.59億パタカ=約3兆5758億円(333.8%増)

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