「マカオ・インターナショナル・パレード2025」開催概要発表…日本から2グループが参加へ

 マカオ政府文化局(ICM)は3月6日、同月23日に開催を予定している「マカオ・インターナショナル・パレード2025」の概要を発表した。

 同イベントは2009年に「パレード・スルー・マカオ,ラテンシティ」の名称でスタート。オリジナルティ溢れるマカオの街の魅力をアピールする目的で2018年から一層の国際化が図られ、現在の名称に変更した上で規模を拡大。コロナ禍での中断があり、今年で11回目の開催となる。

 ICMによれば、今回のパレードには、地元マカオのほか、ポルトガル、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、モロッコ、インド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポリネシア、アルゼンチン、エジプト、中国本土、香港、さらにマカオとともに「2025年東アジア文化都市」に選ばれた中国・浙江省湖州市、日本・鎌倉市、韓国・安城市から特色あるパフォーマンスグループが参加を予定しており、パフォーマーの数は約1800人に上るとのこと。なお、日本からは一輪車ダンスグループ「ユニサークル・フロー」と鎌倉の手作り甲冑グループ「とんぼの会」が参加予定となっている。

前回「マカオ・インターナショナル・パレード2024」の様子(資料)=聖ポール天主堂跡前、2024年3月24日(写真:ICM)

 パレードは3月23日午後3時(現地時間)にマカオ半島の歴史市街地区にある世界遺産・聖ポール天主堂跡を出発し、同じく世界遺産の聖ドミニコ広場、セナド広場を経由して南灣湖景大馬路を通り、マカオタワー前の西灣湖広場へ至るコースを進む予定。また、午後6時半から西灣湖広場のステージでパフォーマンスの上演も予定されている。

 また、今回のイベントは、マカオにおける「東西交流とアジアの融和」をテーマにした2025年東アジア文化都市関連イベントのキックオフを兼ねたものになるという。

 イベントの詳細については、マカオ政府文化局の特設ウェブサイト(https://www.icm.gov.mo/macaoparade)で確認することができる。

「マカオ・インターナショナル・パレード2025」へ日本から参加を予定している鎌倉の手作り甲冑グループのイメージ(写真:ICM)

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