マカオ、観光名所にある公設市場「タイパ街市」の活性化計画がスタート

 マカオ市政署(IAM)は3月21日、タイパ島随一の観光名所として知られるタイパビレッジの官也街(クーニャストリート)前にある公設市場「タイパ街市」について、新たに「グルメ+カルチャー・クリエイティブ」要素を付加する活性化計画をスタートすると発表。

 同署によれば、タイパ街市は2フロア構成で、G階部分に従来の生鮮食品及び伝統百貨を取り扱う従来の店舗を集めた上、1階(日本の2回に相当)に軽食及びカルチャー・クリエイティブ類の店舗スペース(19店舗分)、屋上部にカフェスペース(1店舗分)を設定し、来月(4月)一般公開入札を通じて1階と屋上の20店舗分の事業者を決定するとのこと。

タイパ街市の外観リニューアルイメージ(図版:IAM)

 このほか、建物の外観についてもリニューアルを行う予定で、関連工事の竣工予定時期は今年(2025年)第4四半期を予定しているとした。

 タイパビレッジは統合型リゾート(IR)が集積するコタイ地区に隣接する立地の良さと昔ながらの南欧風の街並みが比較的多く残り、特色あるレストランやストリートフードの店舗が多く集まることから、近年多くの観光客を吸引している。

タイパ街市の外観リニューアルイメージ(図版:IAM)

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