アジア国際空港が航空ルート開発イベント「ルートアジア2025」に参加

 マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は4月1日、前月(2月)25〜27日にオーストラリアのパースで開催されたアジア太平洋地域に特化した航空ルート開発イベント「ルートアジア(Routes Asia)2025」に代表を派遣したと発表。

 同社によれば、ルートアジア2025には110者以上の航空会社及び170以上の空港、航空会社のリーダーや路線計画責任者をはじめ、各国・地域の観光局、専門家らが一堂に会し、空港・航空業界の発展、ツーリズムの動向などについて意見交換や討論を通じ、空港がより多くの路線を開拓するための機会を模索したとのこと。

「ルートアジア2025」会場でのCAMと航空会社の個別交流の様子(写真:CAM)

 同社は今回のイベントの中で、多くの内外の航空会社と個別に交流を図り、マカオ国際空港の最新の発展状況やマカオのツーリズム業界の状況、各種優遇策などについて紹介したほか、中東、日本、インド、東南アジアなどの多くの航空会社、空港とビジネスコンタクトを確立。マカオと北米、中東、欧州を結ぶトランジット(乗り継ぎ)路線網を拡充するため、各社へ「第5の自由」(いわゆる以遠権)の活用を提案したという。

 目下、マカオ国際空港の旅客路線ネットワークはと東南アジア・北東アジアが中心だが、近年は欧州や北米路線に強い航空会社の経由便を活用した長距離線ネットワークの拡充が進んでいる。

「ルートアジア2025」に参加したCAMの代表者ら(写真:CAM)

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