マカオ政府が年間カジノ売上目標5%下方修正を提案

 マカオ特別行政区行政会は6月3日に会見を開き、改正「2025年財政年度予算案」の審議を終えたと発表。重点改正ポイントとして、年間カジノ売上目標の下方修正が盛り込まれた。

 マカオ政府は、現在の経済状況及び今年(2025年)に入って以降のゲーミング(カジノ)産業の実際の運営状況を考慮した結果、今年のカジノ売上(粗収益、Gross Gaming Revenue=GGR)の予測値(事実上の目標値)について、当初の2400億パタカ(日本円換算:約4兆2532億円)から5%下方修正し、2280億パタカ(約4兆0405億円)とすることを提案するとした。今後、改正予算案は立法会へ送られ、審議される予定。

 マカオの今年1〜5月累計のカジノ売上は前年同時期から1.7%増の977.07億パタカ(約1兆7315億円)。現状の年間カジノ売上目標である2400億パタカ/月平均200億パタカ(約3544億円)は未達(達成率97.7%)だが、年間2280億パタカ/月平均190億パタカ(約3367億円)に引き下げとなった場合は達成(同102.8%)となる。

 なお、昨年のカジノ売上は2267.82億パタカ(約4兆0189億円)で、目標値とされた2160億パタカ(約3兆8279億円)、月額にして180億パタカ(約3190億円)をクリアした。ただし、マカオのインバウンド旅客数及びカジノ売上は昨年第4四半期以降のスローダウンが指摘されている。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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