マカオ、2025年5月のインバウンド旅客数は25.3%増の337万人…日本からは36%増

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は6月20日、今年(2025年)5月の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。5月は初旬に中国本土における「五・一」黄金周(ゴールデンウィーク)の大型連休があり、マカオの観光業界にとって書き入れ時のひとつ。

 今年5月のインバウンド旅客数は前年同月から25.3%増の337万2081人(延べ、以下同)で、コロナ前2019年同月の99.3%。内訳は、日帰り旅客が39.2%増の199万2296人、宿泊を伴う旅客が9.4%増の137万9785人。日帰り旅客が占める割合が拡大したため、平均滞在時間は0.1日短い1.1日となり、宿泊を伴う旅客に限ると2.3日、日帰り旅客は0.2日で、いずれも横ばい。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、31.4%増の243万9936人、全体に占める割合は72.4%。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は6.7%増の62万1106人、同第三の台湾からは14.3%増の7万8828人。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)は25.6%増の23万2211人。このうち東南アジアでは、フィリピン(5万7018人)、インドネシア(1万6149人)、タイ(1万5024人)がそれぞれが59%、11.3%、43.1%増。、マレーシア(1万4567人)、シンガポール(8455人)はそれぞれ3.5%、9.8%減。南アジアは、インド(1万4774人)が7.4%増。北東アジアについては、韓国(4万1765人)、日本(1万3500人)で、それぞれ22.8%、36%増。長距離では、米国(1万1241人)が12.1%増。

<2025年労働節GW>世界遺産・聖ポール天主堂跡前は多くの旅客で賑わった(写真:MGTO)

 今年1〜5月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から15.2%増の1632万7537人で、2019年同時期の95.0%。内訳は、日帰り旅客が26.4%増の957万1272人、宿泊を伴う旅客が2.4%増の675万6265人。平均滞在時間は0.1日短い1.1日となったが、内訳は日帰り旅客が横ばいの0.2日、宿泊を伴う旅客が0.1日延びて2.3日に。

 マカオでは一昨年(2023年)1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。昨年通期のインバウンド旅客数は前年から23.8%増の3492万8650人、コロナ前2019年と比較した回復率は88.6%。今後、どのタイミングで2019年水準を回復するか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2025年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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