マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…2日間でオーバーステイの男2人検挙

 マカオ治安警察局は8月27日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2025」の一環として、同月26日から27日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。

 今回の取り締まりには同局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁、特警隊及び特警隊管轄下の警察犬チームから81人が参加し、マカオの各所にある複数のビリヤード場、賓館と呼ばれる簡易宿泊施設、マッサージ店に対するパトロールを行うと同時に、マカオ半島の北区・中区・新口岸区、コロアン島のコロアンビレッジ、コタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を実施したとのこと。

 期間中、339人(男240人、女99人)に対する調査を行った結果、男2人のオーバーステイが発覚したため検挙。関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。

 交通検問については車両40台に対する調査を行い、1件の違反(無灯火)を摘発したとのこと。

 同局では、今後も継続してマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。

マカオ治安警察局が8月26日から27日にかけて実施した「落雷2025」一斉取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

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