マカオ、2025年7月のインバウンド旅客数は14.5%増の346万人…1〜7月累計14.9%増の2268万人

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は8月22日、今年(2025年)7月及び1〜7月の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年7月のインバウンド旅客数は前年同月から14.5%増の345万8366人(延べ、以下同)。内訳は、日帰り旅客が24.1%増の198万0732人、宿泊を伴う旅客が3.7%増の147万7634人。平均滞在時間は横ばいの1.2日で、日帰り旅客に限ると0.1日短い0.2日、宿泊を伴う旅客が横ばいの2.4日に。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、17.4%増の256万3212人、全体に占める割合は74.1%。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は6.2%増の62万5343人、同第三の台湾からは21.4%増の9万2037人。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)は2.8%増の177万7774人。このうち東南アジアでは、インドネシア(1万4884人)、タイ(1万2352人)、シンガポール(5836人)がそれぞれが9.7%、48.9%、2.9%だった一方、フィリピン(3万7912人)とマレーシア(8102人)はそれぞれ11.8%、9.6%減に。南アジアは、インド(6167人)が12.2%減。北東アジアについては、韓国(3万2288人)、日本(8743人)で、それぞれ1.6%、0.4%減。長距離では、米国(1万5796人)が6.2%増。

 入境ルート別の割合は、陸路が全体の83.3%を占めた。以下、海路が9.3%、空路が7.3%。陸路のインバウンド旅客数は19.5%増だった一方、海路と空路ではそれぞれ2.6%、8.6%減に。

マカオの町並み(資料)=2025年7月世界遺産セナド広場にて本紙撮影

 今年1〜7月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から14.9%増の2267万6906人、コロナ前2019年同時期と比較した回復率は95.2%。内訳は、日帰り旅客が25.5%増の1316万3645人、宿泊を伴う旅客が2.8%増の951万3261人。日帰り旅客が占める割合が拡大したため、平均滞在時間は0.1日短い1.1日となり、宿泊を伴う旅客に限ると2.3日、日帰り旅客は0.2日で、いずれも横ばい。

 マカオでは一昨年(2023年)1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。昨年通期のインバウンド旅客数は前年から23.8%増の3492万8650人、コロナ前2019年と比較した回復率は88.6%。今後、どのタイミングで2019年水準を回復するか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2025年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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