マカオ、2025年7月のカジノ売上は19.0%増の約4123億円…1〜7月累計6.5%増の約2.6兆円

 マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は8月1日、今年(2025年)7月の月次カジノ売上(粗収益、Gross Gaming Revenue=GGR)統計を公表。

 今年7月のGGRは前年同月から19.0%増の221.25億パタカ(日本円換算:約4123億円)で、前月比でも5.0%増。コロナ前の2019年同月からの回復率は90.5%となり、新型コロナの影響が生じた2020年2月以降の最高を2ヶ月ぶりに更新。

 7月の営業日は31日で、前月より1日多い。1営業日あたりの平均GGRは前月を0.12億パタカ(約2.2億円)上回る7.14億パタカ(約133.1億円)だった。

 今年1〜7月累計のカジノ売上は前年同時期から6.5%増の1408.96億パタカ(約2兆6255億円)。2019年同時期からの回復率は81.0%。

 マカオは2023年1月初頭にウィズコロナへ転換し、アフターコロナがスタート。以降、2年連続でカジノ売上の回復が進んだ。昨年通期のGGRは前年比23.9%増の2267.82億パタカ(約4兆2260億円)で、財政予算上の年間GGR目標である2160億パタカ(約4兆0251億円)、月額にして180億パタカ(約3354億円)を達成。今年度財政予算における年間GGR目標は2400億パタカ(約4兆4723億円)、月平均200億パタカ(約3727億円)に引き上げられ、5月以降は3ヶ月連続でクリアした。なお、7月9日に年間カジノ目標値を5%下方修正し、2280億パタカ(約4兆2487億円)、月平均190億パタカ(約3541億円)とする補正予算案が成立。1〜7月累計のカジノ売上は新たな目標値を5.9%、また当初目標値を0.6%それぞれ上回っている。

カジノのイメージ(資料)=本紙撮影

【資料1】2025年マカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:182.54億パタカ=約3402億円(5.6%減)
・2月:197.44億パタカ=約3679億円(6.8%増)
・3月:196.59億パタカ=約3663億円(0.8%増)
・4月:188.58億パタカ=約3514億円(1.7%増)
・5月:211.93億パタカ=約3949億円(5.0%増)
・6月:210.64億パタカ=約3925億円(19.0%増)
・7月:221.25億パタカ=約4123億円(19.0%増)
>1〜7月累計:1408.96億パタカ=約2兆6255億円(6.5%増)

【資料2】2013年〜2024年マカオの年間カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・2013年:3607.49億パタカ=約6兆7224億円(18.6%増)*ピーク時
・2014年:3515.21億パタカ=約6兆5504億円(2.6%減)
・2015年:2308.40億パタカ=約4兆3016億円(34.3%減)
・2016年:2232.10億パタカ=約4兆1594億円(3.3%減)
・2017年:2657.43億パタカ=約4兆9520億円(19.1%増)
・2018年:3028.46億パタカ=約5兆6434億円(14.0%増)
・2019年:2924.55億パタカ=約5兆4498億円(3.4%減)
・2020年:604.41億パタカ=約1兆1263億円(79.3%減)
・2021年:868.63億パタカ=約1兆6187億円(43.7%増)
・2022年:421.98億パタカ=約7863億円(51.4%減)
・2023年:1830.59億パタカ=約3兆4112億円(333.8%増)
・2024年:2267.82億パタカ=約4兆2260億円(23.9%増)

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