マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…2日間で違法違反行為の男女4人検挙
- 2025/8/9 18:42
- 社会・政治
マカオ治安警察局は8月9日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2025」の一環として、同月8日から9日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。
今回の取り締まりには同局のマカオ警務庁、海島警務庁、情報庁、交通庁から46人が参加し、マカオの各所にある複数のカラオケ店及びバーに対するパトロールを行うと同時に、カジノ施設やホテルなどが密集する繁華街にあたるマカオ半島の新口岸区一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を実施したとのこと。

期間中、117人(男67人、女50人)に対する調査を行い、このうち4人(男2人、女2人)の違法違反行為が発覚。具体的には、違法入境あるいは違法滞在者の隠匿及び違法就労の女1人、オーバーステイの男1人と女1人で、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。このほか、違法宿泊施設とみられるマンションの部屋を発見し、旅遊局による調査を経て封鎖に至ったという。
交通検問については車両35台に対する調査を行い、8件の違反(シートベルト不使用4件、運転中携帯電話使用2件、無保険と免許失効が各1件)を摘発したとのこと。
同局では、今後も継続してマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。
