マカオ、2025年7月の対外商品貿易統計公表…輸入額1.9%減も日本製は0.5%増
- 2025/8/31 10:18
- 産業・経済
マカオ政府統計・センサス局は8月29日、今年(2025年)7月及び1〜7月累計の対外商品貿易統計を公表。
今年7月の輸出総額は前年同月から8.8%増の12.9億パタカ(日本円換算:約236億円)。再輸出が9.9%増の11.5億パタカ(約211億円)で、このうちダイヤモンド・ダイヤモンド製ネックレスが93.5%増、美容・コスメ・スキンケア用品と衣類はそれぞれ47.2%、34.1%減。マカオ製の製品の輸出は0.8%増の1.4億パタカ(約26億円)となり、このうち医薬・有機化学製品が32.1%増、衣類は25.5%減。輸入総額は1.9%減の102.9億パタカ(約1884億円)で、このうち食品・飲料が5.3%減、コスメ・スキンケア用品とゴールド製ネックレスとはそれぞれ33.1%、32.4%増。貿易赤字は90.0億パタカ(約1648億円)に。
今年1〜7月の輸出総額は前年同時期から1.6%増の79.1億パタカ(約1448億円)、このうち再輸出が2.0%増の70.7億パタカ(約1295億円)、マカオ製商品の輸出が1.5%減の8.5億パタカ(約156億円)。輸入総額は4.6%減の706.7億パタカ(約1兆2941億円)。貿易赤字は627.5億パタカ(約1兆1490億円)。
今年1〜7月の輸出先別では、中国本土が4.7億パタカ(約86億円)、香港特区が58.6億パタカ(約1073億円)、米国が1.8億パタカ(約33億円)でそれぞれ3.9%、8.2%、2.2%増だった一方、、EUは14.9%減の1.2億パタカ(約22億円)だった。品目別では、非紡績品が2.5%増の70.8億パタカ(約1296億円)、紡績品・衣服が5.7%減の8.4億パタカ(約154億円)。
輸入品の原産地別では、中国本土が210.2億パタカ(約3849億円)、EUが207.6億パタカ(約3801億円)でそれぞれ3.1%、7.1%減、日本は0.5%増の52.7億パタカ(約965億円)。輸入元別では、中国本土が111.5億パタカ(約2042億円)、香港が557.5億パタカ(約1兆0209億円)でそれぞれ7.6%、4.0%減。品目別では、消費財が3.4%減の513.6億パタカ(約9405億円)。このうち衣服・靴類が7.2%減の68.4億パタカ(約1253億円)、食品・飲料は5.3%増の129.0億パタカ(約2362億円)、ゴールド製ネックレスは4.9%増の64.8億パタカ(約1187億円)。





















