ロティスール青年シェフコンペティションのマカオ地区選考会が初開催

 フランス・パリに本部を置く国際的な美食団体シェーヌ・デ・ロティスール協会(Chaîne des Rôtisseurs)マカオ支部の主催による第1回「2025年ロティスール青年シェフコンペティション・マカオ地区選考会」及び表彰式が8月30日、マカオ科技大学で開催された。

 マカオ科技大学は統合型リゾート(IR)が集積するコタイ地区の一角にキャンパスがあり、ホスピタリティ・ツーリズムマネジメント学部を擁する。今回のマカオ地区選考会は、同大学が誇るキッチンを会場に、マカオのIRやレストランで働く26歳以下のシェフ10人が2つのグループに分かれ、それぞれ4時間にも及ぶブラックボックス形式の「ミステリー・バスケット・チャレンジ」に挑んだ。会場入りした後に知らされるサプライズ食材を用いて、前菜、メインディッシュ、デザートの3品から成る西洋料理またはインターナショナル料理のコースメニューを考案・調理するという課題で、創造性、技術力、プレッシャー下での対応力が試されるものだった。

「2025年ロティスール青年シェフコンペティション・マカオ地区選考会」の様子=2025年8月30日(写真:Chaîne des Rôtisseurs – Bailliage National de Macau)

 ジャッジは世界司厨士協会連盟(ワールドシェフ)認定国際審査員の阮錦鴻氏、マスターパティシエの許國儀氏、著名シェフの梁偉浩氏の3人が務め、技術、盛り付け、風味、衛生管理、時間管理、総合パフォーマンスなど、多くの基準に基づき各出場者の作品を評価。結果、IRロンドナーマカオ所属の羅李柏氏が優勝に栄冠に輝き、来年トルコのイスタンブールで開催される世界大会行きの切符を手にした。2位はIRグランドリスボアパレス所属の江振希氏、3位はIRギャラクシーマカオ所属の王秋富氏に。

 シェーヌ・デ・ロティスール協会マカオ支部では、国際的な専門家らとのさまざまなネットワーキング等の活動を通じ、世界の舞台におけるマカオの食文化の知名度向上を図る取り組みを進めているという。今回のマカオで初めてとなる選考会開催もその一環で、引き続き地元の若手シャフやソムリエの育成、ハイレベルなコンペティションの開催、国際交流の促進により、マカオの食文化の国際的な地位向上とともに、飲食業界の活性化につなげていきたいとした。

「2025年ロティスール青年シェフコンペティション・マカオ地区選考会」表彰式。上段中央が優勝者=2025年8月30日(写真:Chaîne des Rôtisseurs – Bailliage National de Macau)

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