マカオ国際空港のスマート保安検査通路が7レーンまで拡充…待ち時間短縮と検査効率向上に期待
- 2025/11/17 11:39
- 産業・経済
マカオ政府民航局(AACM)は11月16日、同日からマカオ国際空港の旅客ターミナル出発階の中央保安検査場における「スマート保安検査通路」につき、7本体制に拡充しての運用を開始したと発表。
同局によれば、今回の中央保安検査場の最適化プロジェクトは、空港のスマート管理移行に向けた重要な取り組みの一環として2025年7月に着工した後、段階的に進められてきたもので、まず2レーンのスマート保安検査通路が10月に稼働を開始し、安定した運用を確認できたことから、11月16日から5レーンを加えて7本体制となり、12月にも1レーンが追加稼働予定とのこと。

スマート保安検査通路には、ボディスキャナー、手荷物自動改修トレイ、人体画像分析技術といった先進的な機能を持つ装置が備えられ、検査精度と処理速度が向上し、特に繁忙期やピーク時間帯において、旅客の待ち時間の短縮効果が見込めるという。
同局では、今回の保安検査設備アップグレードプロジェクトにつき、準備段階から空港運営会社が同局の承認したプロセスに従い、厳格な監督の下で進められ、スマート管理と安全運営の両立を確保したとした。





















