マカオの失業率、1.7%を持続―14年5-7月就業調査

マカオ政府統計調査局は8月27日、今年(2014年)5月~7月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2014年4~6月)と同じ過去最良水準の1.7%、就業不足率はさらに下落して0.3%となった。

同時期の労働人口は39.36万人、労働力参加率は0.4ポイント上昇の73.8%。そのうち、総就業人数は38.70万人で、前回調査と比較して3,400人の増。業種別では建設業就業者数が3,100人の大幅増、ホテル及び飲食業が1,400人増だった。

失業人口は6,700人で前回調査から200人増。新卒者が大量に労働市場に参加するシーズンにあたり、初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は3.0ポイント上昇の18.0%となった。

昨年同期との比較では、労働参加率が1.2ポイント上昇、失業率が0.2ポイント、就業不足率が0.4ポイントのそれぞれ下落。

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