マカオレジェンド明日上場、調達額は予定下回る見込み

マカオフィッシャーマンズワーフなどを参加に持つマカオの大手ホテル・リゾート開発会社マカオレジェンド(勵駿創建)が明日(5日)に香港証券取引所メインボードに上場する予定。外電が消息筋の話として伝えたところ、上場価格は募集の最低価格に近い1株あたり2.35香港ドルとなり、調達額が22億香港ドル(日本円換算:約283億円)程度にまで縮小する見通し。

4日付の地元有力紙「澳門日報」が伝えた。マカオレジェンドの上場計画によると、当初全世界で20.48億株を発売する予定だったが、9.348億株に大幅削減する。香港公開発売分の2.048株は維持する。調達価格は61億香港ドルの予定だったものを、19.91から26.02億香港ドルに引き下げた。ただし、募集価格は1株あたり2.3から2.98香港ドルを維持。

同社によると、調達資金はマカオフィッシャーマンズワーフの再建プロジェクト及び参加のホテル客室の増加のために活用するとしている。

6月は内外環境のネガティブ要因が重なったことで、香港の金融マーケットが冴えない結果となっており。新規上場を予定していた企業の上場延期も相次いだ。

大幅リニューアルが予定されているマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

大幅リニューアルが予定されているマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

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