マカオのMICEイベント、中止や延期相次ぐ…新型肺炎の影響

(2020/02/13 11:26 配信)

産業・経済

 中国・湖北省武漢市で集中発生している新型コロナウイルスによる肺炎(新型肺炎)。世界各地で感染拡大に対する懸念が高まる中、中国本土からのインバウンド旅客が多いマカオでも、官民の間で各種防疫対策が進んでいる。

 マカオでは、新型肺炎に対する防疫対策が厳格化された1月後半以降、インバウンド旅客数が急減。2月5日からは防疫対策のさらなる強化でマカオの全カジノ施設が15日間の休業に入った。6日以降、宿泊客数減を理由に一時休業を発表するホテルが相次いでいる。

 マカオ政府貿易投資促進局の劉關華(アイリーン・ラウ)主席は2月12日に政府系放送局TDMの番組に出演した際、新型肺炎の影響を受け、今年(2020年)2〜3月に開催予定だったMICEイベント183件が中止または延期になったとし、通年の開催件数も前年から減少するとの見方を示した。マカオ政府主催で3月末開催予定の「マカオ国際環境協力フォーラム&エキジビション(MIECF)」についても、中止の方向で調整しているとのこと。目下、同局では、状況が落ち着いた後、どのようなかたちで早期回復を図るかについて、MICE業界関係者と検討を重ねているとした。

 業界関係者によれば、4〜5月開催予定分まで影響が及ぶとみられ、中止や延期となるMICEイベントの数は累計500件程度にまで増える可能性があるという。

 近年、マカオでは大型IR(統合型リゾート)のオープンラッシュが続く中、官民でMICE誘致に積極的に取り組んできた。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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