マカオ、ジャイアントパンダの双子が5歳の誕生日迎える…発育順調、成年期入り

(2021/06/27 10:17 配信)

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 マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるジャイアントパンダの展示・飼育施設「マカオジャイアントパンダパビリオン(澳門大熊猫館)」では、1組のつがい(オスの開開/Kai Kaiとメスの心心/Xin Xin)、とその双子(いずれもオスで健健/Jian Jianと康康/Kang Kang)の4頭が飼育、展示されている。

 6月26日、健健と康康の双子がが5歳の誕生日を迎えた。マカオジャイアントパンダパビリオンを管轄する市政署(IAM)によれば、2頭は成年期に入ったとのこと。健健の体重は126kg(前年同時期から+4kg)、康康は107kg(同+3kg)で、発育状況は順調という。なお、健健は食欲旺盛で、体重増のスピードを早くなっており、食事の調整を実施。康康については、安定的な体重増のため、食事の中にタケノコを盛り込んでいるとした。

 マカオでは、ジャイアントパンダの誕生日に合わせて祝賀イベントを開催するのが恒例。26日のランチタイムには、プレゼントとして飼育スタッフ手作りの果汁シャーベットなどを使った特製ケーキがそれぞれに提供され(亜成年期に入った昨年春から分別飼育が行われている)、2頭はケーキを抱きしめたり、顔や身体に擦り付けるなど、終始ご満悦の表情で味わい、その可愛らしい姿が居合わせた来場者らを和ませていた。

5歳の誕生日を迎えた「健健」は食欲旺盛(写真:IAM)

 今後、7月には母親の心心が14歳、8月には開開が13歳の誕生日を迎える。いずれも健康状態は良好で、体重は心心が113kg、開開が115kgとのこと。近日、心心が食欲の減退や行動の減少が見受けられたが、検査の結果、パンダではよく見られる偽妊娠が原因だったことがわかったという。外界の音にも敏感になったため、獣舎で休息させ、経過観察を行っているとのこと。

 健健と康康はマカオで生まれた初めてのジャイアントパンダの赤ちゃんとあって、市民にとってアイドル的存在となっている。

 マカオジャイアントパンダパビリオンは2009年のマカオ返還10周年を記念して中国中央政府から1組のつがいが贈られることが決まったことを受けて建設されたもので、2011年1月にオープンした。同館は今年5月1日から入館料が無料に。世界を見渡しても、年間を通じて無料でジャイアントパンダを見学できる施設は極めて珍しい存在といえる。

健康診断のため採血を受ける「康康」の後ろ姿(写真:IAM)

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