日本がマカオから直行便での入国者にPCR検査陰性証明提出要求へ…全員検査も実施

(2023/01/09 11:04 配信)

澳日関係

 日本政府は新型コロナウイルス感染症に関する水際措置として、中国からの入国者・帰国者に対して入国時検査、出国前検査陰性証明書の提示等の臨時的な措置を実施しているが、1月9日朝、これに関する追加措置を発表。

 追加措置の概要として、1月12日午前0時(日本時間)以降、マカオからの直行旅客便での入国者について、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出を求めるとともに、全員入国時検査を実施するとした。

 現在、マカオと日本との間を結ぶ直行旅客便はマカオ航空が成田便を週1往復(毎週木曜日)運航しているのみで、次のフライトは1月12日の予定となっている。

 マカオでは1月8日からウィズコロナに完全移行し、中国本土、香港、台湾からの入境者は検査証明の提出が不要となった。香港でも同日から中国本土との間で隔離検疫免除での相互往来が再開したが、双方向とも48時間以内のPCR検査陰性証明の提出が必要。マカオから香港への入境に際しても、48時間以内のPCR検査陰性証明または24時間以内の迅速抗原検査陰性結果の提出が求められる。こういった事情がマカオのみ追加措置の対象となった要因と推測される。

 1月8日のマカオのインバウンド旅客数は約3.9万人に上り、昨年(2022年)4月30日以降の最多を記録した。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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