マカオで就労するフィリピン人の男2人が口論…殴って逃げた方を逮捕

 マカオ治安警察局は11月13日、同郷の男の下顎部分を拳で殴って負傷させたとして、マカオで就労するフィリピン人の男(30代)を傷害罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 同局によれば、前月(10月)1日未明に同じくマカオで就労する50代のフィリピン人男性からタイパ島の柯維納馬路付近で見知らぬ男から殴られ、地面に倒れた際に負傷し、相手の男は逃走したとの通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた警察が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して被疑者の身元特定に成功。11月8日に被疑者を呼んで調査を行ったところ、酒に酔って他人と口論になり、激情して相手を殴った後、現場を離れたと犯行を認める供述をしたとのこと。

 マカオでは、コロナ禍で海外労働者の数が減少していたが、アフターコロナで正常化が進む中、海外労働者の数も復調は続いている。このところ海外労働者に絡むトラブルもしばしば報告されている。

傷害罪で逮捕・検察院送致されたフィリピン人の男(写真:マカオ治安警察局)

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