マカオ、インフルエンザ流行やや落ち着く

近日、マカオでは夏季にもかかわらずインフルエンザの流行が続いている。

マカオ政府衛生局(SSM)が7月23日夜に発表した最新状況によれば、直近2日間で大型公立病院の仁伯爵綜合醫院の救急外来を訪れたインフルエンザの症状を訴える患者の割合は成人が毎1000人あたり43人で、ピークとなった同月16日の毎1000人あたり68人から減少に転じているとのこと。なお、小児については、依然として毎1000人あたり60人を維持しているという。

仁伯爵綜合醫院では、インフルエンザ患者の入院需要への対応、救急外来での滞留を緩和、院内感染の予防などをするため、伝染病隔離病棟を稼働させたとのこと。

マカオは面積約30平方キロ、人口約65万人の小さな都市で、訪マカオ外客数は年間3000万人超に達しており、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

マカオの公立大型総合病院、仁伯爵綜合医院(資料)—本紙撮影

マカオの公立大型総合病院、仁伯爵綜合医院(資料)—本紙撮影

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