マカオ国際空港で催涙スプレー所持の男を逮捕=現地では武器として禁制品扱い

マカオ治安警察局の発表によれば、10月13日午後5時30分頃、マカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の台湾出身の30代の男が荷物のX線を受けた際、禁制品と思われる品が見つかったという空港警備担当からの通報があったという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、催涙スプレー1本が見つかった。男は警察の調べに対し、台湾で護身用に購入したもので、マカオで禁止武器扱いになるとは知らなかったと供述しているとのこと。警察では、男を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

近頃、マカオ国際空港の荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガンといった禁止武器に相当する物品が発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

被疑者が携行していた催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

被疑者が携行していた催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

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