香港の男女がマカオから覚醒剤の密輸出企図…空港内で逮捕

 マカオ司法警察局は7月27日にマカオ国際空港で特別会見を開き、同空港内で覚醒剤密輸事案を1件摘発し、50代の男1人と60代の女1人(いずれも香港居民)を逮捕するとともに、”アイス”と呼ばれる覚醒剤約1キロ、末端価格にして約300万パタカ(日本円換算:約5490万円)相当を発見・押収したと発表。

 同局によれば、越境薬物密売組織がマカオ国際空港から薬物を密輸出するための人員を手配したとする情報をキャッチし、捜査に着手したとのこと。その後、ターゲット2人の絞り込みに成功するとともに、2人が7月27日午前10時15分に港珠澳大橋マカオ側イミグレーション経由でマカオへ入境し、すぐにマカオ国際空港へ向かったことを突き止め、午前11時45分にマカオ国際空港内で出発待機中だった2人を逮捕。着衣の中から各500グラムずつ、計1キログラムの覚醒剤の発見に至ったという。

マカオ国際空港における覚醒剤密輸事案摘発時の様子=2025年7月27日(写真:マカオ司法警察局)

 2人は同局の調べに対し、組織の指示を受けて薬物の密輸のためマカオ入りしたことを認め、成功報酬として事後に5.5万香港ドル(約100万円)を受け取れる約束だったと供述。同局では、2人を麻薬・向精神薬密売罪で検察院送致するとともに、覚醒剤の出どころ及び他に関与した人物の行方を追っているとした。

 アフターコロナとなって以来、空路を使ったマカオと外地の間での違法薬物の密輸事案摘発例が相次いでいる。

マカオ国際空港における覚醒剤密輸事案摘発時の様子=2025年7月27日(写真:マカオ司法警察局)

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