イースター4連休の訪マカオ旅客数40.2万人…前年同期から4.72%減

マカオ治安警察局は4月3日、イースター(復活祭)4連休(3月30日〜4月2日)の出入境統計を公表した。

今年(2018年)のイースターは4月1日(日)。マカオ及び香港ではキリスト受難の日にあたる3月30日(金)とイースター前日の3月31日(土)がパブリックホリデー、4月2日(月)が振替休日の4連休となっている。

なお、訪マカオ旅客数の大半を占める中国本土にイースター関連の休日はなく、通常の週末にあたることから、例年この時期には香港旅客が多数マカオを訪れることで知られる。

4日間の出入境者数は211万人(延べ、以下同)で、このうち香港からの海路の主要な出入口となる外港フェリーターミナル及びタイパフェリーターミナル経由が36.1万人。訪マカオ旅客に限ると、前年の同じ時期から4.72%減の40.2万人にとどまった。

マカオ政府統計調査局のデータによれば、今年1〜2月累計の訪マカオ旅客数は前年同期比8.2%増の581万2402人。このうち72.5%を占める中国本土旅客が15.1%増の421万4631人。一方、中国本土に次ぐ旅客ソースとなる香港は8.6%減の94万0326人にとどまっており、イースター連休についてもダウントレンドを引きずったものとみられる。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

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