第66回マカオGP開幕間近…マカオ国際空港に2011年大会F3優勝時にフンカデラ選手が乗った実車展示

 長い歴史を持ち、世界的な知名度と人気を誇るモーターレースの祭典、マカオグランプリ。今年(2019年)の「サンシティグループ第66回マカオグランプリ」の開幕がいよいよ来週、11月14日に迫っている。

 マカオの空の玄関口となるマカオ国際空港でも、グランプリムードを盛り上げようと、空港運営会社のCAM、マカオ政府旅遊局、マカオグランプリ組織委員会が協力し、11月4日から18日まで、ターミナルビル内の非制限エリアにレーシングカーを展示する特設コーナーを設けた。

 今回展示されるレーシングカーは2011年大会のフォーミュラ3(F3)マカオグランプリで優勝を飾ったスペイン出身のダニエル・フンカデラ選手が乗っていた実車とのこと。多数の実車を展示していたグランプリ博物館が改装のため長期休館中とあって、実車を間近に見ることができる場所は限られており、貴重な機会でもある。

 サンシティグループ第66回マカオグランプリは11月14日から17日まで、市街地の公道の一部を転用した全長6.2kmの「ギア・サーキット」を舞台に、3大看板レースとなる「サンシティグループF3マカオグランプリ-FIA F3ワールドカップ」、「SJMマカオGTカップ-FIA GTワールドカップ」」、「サンシティグループマカオギアレース-FIA WTCR(ワールドツーリングカーカップ)」のほか、オートバイの「サンシティグループマカオモーターサイクルグランプリ-第53回」など計6種のレースが開催される予定。

マカオ国際空港出発フロアの非制限エリアに設置されたダニエル・フンカデラ選手の優勝マシン(写真:CAM)

マカオ国際空港出発フロアの非制限エリアに設置されたダニエル・フンカデラ選手の優勝マシン(写真:CAM)

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