このほど、英国の大学評価機関、クアクアレリ・シモンズ（QS）社が過去最多となる世界106の国と地域の1500以上の大学を対象とした「QS世界大学ランキング2026」を発表。

　マカオからはマカオ大学（公立）、マカオ科技大学（私立）、マカオ理工大学（公立）の3校がランクイン。マカオ理工大学のランクインは今回が初めて。

　3校の順位は、マカオ大学が285位で前年から40ランクダウン、マカオ科技大学が440位で24ランクアップ、マカオ理工大学は901〜950位だった。

　ランクイン最多だったのは192校の米国。中国本土も3番目に多い72校に上った。ランキング1位は14年連続で米国のマサチューセッツ工科大学、中国本土の大学で最上位は北京大学の14位で、前年と同ランク。清華大学が3ランクアップの17位で、これに続いた。

　香港の大学については、トップ100に5校が入り、香港大学が前年から6ランクアップの11位で過去最高に。以下は香港中文大学が4ランクアップの32位、香港科技大学が3ランクアップの44位、香港理工大学が3ランクアップの54位、香港城市大学が1ランクダウンの63位。香港からは上記のほかにも香港バプティスト大学、香港教育大学、嶺南大学、香港都会大学もランクインした。