マカオの2024年ホテル業調査結果公表…アフターコロナの2年連続黒字に
- 2025/9/21 13:41
- ツーリズム
マカオ政府統計・センサス局は9月19日、昨年(2024年)のホテル業調査結果を公表。
昨年はインバウンド旅客数の回復持続に伴い、ホテル宿泊客数の増と客室稼働率の上昇がより進み、ホテル業界(ホテル及びエコノミー宿泊施設)の収入は前年から13.6%増の433.1億パタカ(日本円換算:約7997億円)、支出(減価償却と利息支払い除く)についても18.2%増の352.6億パタカ(約6511億円)となり、収支は81.1億パタカ(約1497億円)のプラスで、アフターコロナの2年連続黒字に。
カテゴリー別では、ホテルの収入が13.5%増の431.3億パタカ(約7964億円)。内訳は客室賃料が207.6億パタカ(約3833億円)、料飲サービスが102.5億パタカ(約1893億円)で、それぞれ12.5%、25.2%増。ホテル等級別では、全等級で前年から増加し、4つ星ホテルの収入が26.1%増、5つ星が11.0%増、3つ星が9.7%増。
支出は18.2%増の351.5億パタカ(約6490億円)。内訳は営業費用が171.0億パタカ(約3157億円)、人件費が139.7億パタカ(約2579億円)、購買・コミッション支出が40.8億パタカ(約753億円)で、それぞれ20.4%、15.2%、20.1%増。ホテルの通年の利益(減価償却と利息支払い除く)は80.4億パタカ(約1485億円)。
エコノミー宿泊施設の収入は57.0%増の1.7億パタカ(約31億円)、支出は22.0%増の1.1億パタカ(約20億円)、通年の利益(減価償却と利息支払い除く)は0.7億パタカ(約13億円)
ホテル業調査の対象はマカオのライセンスを持ち、調査年に営業中の宿泊施設で、2024年の宿泊施設数は148軒、内訳はホテルが104軒、エコノミー宿泊施設が44軒。
























