低迷長期化のマカオのカジノ売上、相次ぐ逆風でさらに落ち込みも=ユニオン・ゲーミング証券

マカオ政府のカジノ監理部門、博彩監察協調局(略称:DICJ)が9月1日に公表した最新統計で、今年8月の月次カジノ売上が前年同月比35.5%減の186.23億パタカ(日本円換算:約2775億円)、1〜8月の累計でも前年同期比36.5%減の1588.82億パタカ(約2兆3679億円)にとどまったことがわかった。

マカオの月刊英字経済誌マカオビジネスが9月2日付電子版で報じた記事によると、8月カジノ売上実績の公表を受け、ゲーミング(カジノ)業界に特化した香港の証券会社、ユニオン・ゲーミング証券(香港)は「新たな懸念要素の出現により、マカオのカジノ売上は今後しばらく減少傾向が続く」とする見通しを示したという。その理由として、マカオのカジノ市場が直近の中国マクロ市場の不安定感と人民元の切り下げ、さらにはマカオにおける長引く銀聯カード決済に対する制限、カジノフロア全面禁煙化の幻影、新規需要効果の希薄化といった数多くの逆風に相次ぎ晒されていることを挙げた。

なお、今年8月のマカオのカジノ売上実績については、一般に期待された水準を下回る結果だったとのこと。

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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