香港の14年自殺率、世界平均下回る10万人あたり8.6人=03年から下落続く

アジアでは韓国と日本の自殺率が高いことで知られるが、香港では世界平均を下回り、近年下落傾向が続いているという。

マカオの日刊紙「澳門日報」が9月10日付紙面で新華社香港電(9日)を引用して報じた記事によると、香港大学香港ジョッキークラブ自殺防止研究センターは9日、2014年の香港の自殺者数は900人を下回り、10万人あたりの自殺による死亡者は12.3人、世界の年齢構成をベースにした標準化調整後の自殺率は10万人あたり8.6人だったとする調査結果を公表した。

同センターの葉兆輝総監は、香港の14年の自殺率は世界平均11.4人を下回り、2003年以降、下落を続けているという。

また、同センターが香港の2013年に12〜29歳の青年1011人を対象に実施した電話調査結果では、3割が4週間以内に精神的苦痛を感じたと回答し、このうち3割が誰にも相談しなかったとのこと。なお、誰にも相談しなかったと回答した人のうち、7割がインターネット上に苦痛に関する書き込みをしたという。同センターでは、インターネットを通じてサポートを必要とする人と接触できるのではないかとしている。

香港の町並み。九龍半島・尖沙咀からヴィクトリアハーバー越しに香港島のビル群を望む(資料)—本紙撮影

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