マカオ、ラテンパレードに観衆12万人=ポルトガルから中国への返還17周年祝う

マカオ政府文化局(ICM)は12月4日午後、ポルトガルから中国への返還17周年を記念した「パレード・スルー・マカオ・ラテンシティ」を南欧風の町並みが残る世界遺産・聖ポール天主堂跡周辺の歴史市街地区一帯で開催した。

ポルトガルやブラジルといった欧州と南米のラテン諸国を中心に、マカオ及び中国本土など仮装や民族衣装に身を包んだおよそ60チーム、1200人がパレードに参加し、聖ポール天主堂跡から塔石広場までを練り歩いた。沿道には前年から2割増、過去最高となる12万人超(ICM発表)の観衆が内外から集まり、大いに盛り上った。

ラテンパレードは2011年にスタートしたイベントで、今年が6回目の開催。初回は返還記念日(12月20日)当日開催だったが、2回目以降は同月内の日曜日に変更された。

パレードのゴール地点となった塔石広場会場の様子=12月4日(写真:ICM)

パレードのゴール地点となった塔石広場会場の様子=12月4日(写真:ICM)

マカオは現在も中国語と並んでポルトガル語を公用語としており、ポルトガル統治時代の文化や風習が広く受け継がれている地域でもある。中国はマカオをポルトガル語諸国との橋渡し役に位置付けており、ラテンパレードの開催を通じて、中国と世界各地に広がるラテン系諸国、地域との交流及び相互理解を深めたい狙いがあるとみられる。

マカオでは、毎年秋にもポルトガル語圏諸国との交流イベント「ルゾフォニア・フェスティバル」が開催されている。

世界遺産・聖アントニオ教会前を進むパレード=12月4日(写真:ICM)

世界遺産・聖アントニオ教会前を進むパレード=12月4日(写真:ICM)

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