マカオIR運営大手サンズチャイナ、地元中小企業振興策で従業員3万人向け即売会開催

マカオで複数の大型カジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナは5月21日、今年(2017年)4月24日から5月5日まで、従業員を対象とした商品即売会を4つのIR施設(サンズマカオ、ヴェネチアンマカオ、サンズコタイセントラル、パリジャンマカオ)のバックヤードエリアで実施したと発表した。

サンズチャイナによれば、今回の即売会開催の理由として、地元中小企業に対する販路提供による支援と従業員に対する福利厚生の2つを挙げた。サンズチャイナの従業員数はおよそ3万人にも上る。今回、地元の食品業社2社がおよそ100種類の商品を割引価格で販売し、期間中の売上は110万パタカ(日本円換算:約1526万円)に達したという。

サンズチャイナでは、2011年からおよそ3ヶ月に1度の頻度で従業員向けの即売会を開催しており、今後も継続する意向とのこと。

サンズチャイナが運営するIR施設のバックヤードエリアで開催された従業員向け即売会の様子(写真:Sands China Limited)

サンズチャイナが運営するIR施設のバックヤードエリアで開催された従業員向け即売会の様子(写真:Sands China Limited)

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