マカオLRTの12駅で交通系ICカード「Macau Pass」販売開始
- 2025/11/11 13:11
- 産業・経済
マカオの交通系ICカード「Macau Pass(澳門通/マカオパス)」の発行会社は11月10日、新交通システム「マカオLRT」の特定駅(12駅)構内に設置した自販機おいて、Macau Passカードの販売を開始したと発表。
同社によれば、購入したMacau PassカードはマカオLRT各駅にある窓口でチャージすることができるとのこと。
また、Macau Passカードを販売する自販機の設置駅は横琴、媽閣、排角、機場(空港)、東亞運、コタイ東などで、それぞれ特別版を含む様々なタイプのカードを取り扱うという。
マカオLRTは マカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月に開業。現在、タイパ線、石排灣線、横琴線の3路線体制となっている。タイパ線(13駅、約12.5キロ)はタイパフェリーターミナル駅と媽閣駅の間を結び、沿線には海と空の玄関口(タイパフェリーターミナルとマカオ国際空港)のほか、大型カジノIR(統合型リゾート)が密集するコタイ地区、著名観光地のタイパヴィレッジ、高層マンションが建ち並ぶ新興住宅街が存在。石排灣線(2駅、約1.6キロ)はタイパ線の協和醫院駅と近年開発が進んだ人口密集地のひとつ、コロアン島北部の石排灣駅を結ぶ。横琴線(2駅、約2.2キロ)はタイパ線の蓮花駅と「横琴広東マカオ深化協力区」との陸路の玄関口となる横琴口岸(イミグレーション)の直下に位置する横琴駅を結ぶ。























