マカオ、2025年の公共路線バス乗客数は延べ2.31億人…単日平均1.8%増の63.6万人、過去最多に

 マカオは面積約33平方キロ(東京の山手線の内側の約半分に相当)、人口約69万人という小さな地域だが、年間インバウンド旅客数は約4千万人にも上り、政府とコンセッションを結ぶ2つのバス会社が運営する公共路線バスが市民や観光客の移動の足として大きな存在感を示している。

 このほどマカオ政府交通事務局(DSAT)が公表した公共路線バス関連統計によれば、昨年通期(2025年1〜12月)の公共路線バスの乗客数は延べ(以下同)2.31億人、単日平均では前年から1.81%増の63.6万人だったいう。2019年の2.29億人(単日平均62.72人)を上回り、過去最多となった。

 昨年第4四半期に単日平均乗客数が最も多かった3路線は25、MT4、25Bで、それぞれ2万7090人、2万7004人、2万6590人。昨年第4四半期の単日平均運行本数は1万0090本、単日平均運行距離は15.55万キロ。

 昨年第4四半期末時点の公共路線バスの路線数は86、バスの台数は1010台、運転手の数は1554人とのこと。

 マカオでは、2023年末から2024年末にかけて新交通システム「マカオLRT」の路線拡充が進み、2026年の年初には大幅な路線拡充計画が示された。マカオ政府は将来的にマカオLRTを交通ネットワークの中心に据える考えを示しているが、しばらくの間は公共路線バスが主要な公共交通機関として機能するとみられる。

マカオの公共路線バスを運営する澳巴(上)と新福利(下)の車輌のイメージ(資料)=本紙撮影

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