マカオ国際空港で旅客の手荷物から催涙スプレーなど禁制品発見相次ぐ

マカオ治安警察局の発表によれば、10月2日及び3日、マカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の3人の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったという空港警備担当から通報が3件あったという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、2件が催涙スプレー、1件がスタンガンで、鑑定の結果、いずれも禁制品に相当することが確認されたことから、荷物の持ち主である50代のカナダ人の男、20代の中国本土出身の女、30代の中国本土出身の男を逮捕したとのこと。警察では、3人を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の荷物検査場では旅客の携行品の中から禁止武器に相当する物品が発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

旅客の手荷物の中から発見された催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

旅客の手荷物の中から発見された催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

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