マカオ、2025年1〜9月の消防出動数は約4万件…前年同時期から2.4%減
- 2025/10/28 11:19
- 社会・政治
マカオ消防局は10月24日に会見を開き、今年(2025年)1〜9月の消防関連統計データを公表。
今年1〜9月の総消防出動数は前年同時期から2.43%減の3万9892件だったとのこと。内訳は、火災が8.68%減の621件、救急車出動が1.07%減の3万3758件、救助活動が3.22%減の1294件など。
火災のうち放水を要しないケースが81.64%を占めた。主な出火原因としてコンロの火の消し忘れ、電線のショート、線香・蝋燭・冥銭など神拝用品の燃焼、(たばこなど)火種の不始末、機械の故障などが挙げられ、これらが火災通報全体の62.32%を占める387件に上ったとのこと。
救急車の出動件数に占める内訳として、めまい、腹痛、呼吸困難、嘔吐、発熱、各種ケガが主だったことを挙げた。
同局は市民に対し、日常生活の中でよく利用する各種電気設備やガス器具につき、これらの使用過程におけるリスクの存在を軽視しないよう呼びかけた。
参考までに、マカオの面積は東京の山手線の内側の半分に相当する約33平方キロ、人口は約69万人。























