第72回マカオGP開幕間近…”公道サーキット”周辺の交通規制に要注意

 マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典、マカオグランプリの開幕が間近に迫っている。今年(2025年)の第72回大会は11月13〜16日の4日間にわたって開催予定。

 マカオグランプリはマカオ半島の市街地にある公道の一部を転用した「ギア・サーキット」(全長約6.2キロメートル)が舞台となることから、レース開催日の午前3時からレース終了後しばらくまでサーキット部分の道路が通行止めとなるほか、周辺についても通行止めや一方通行の方向調整といった交通規制が実施され、多くの路線バスと統合型リゾート(IR)及びホテルのシャトルバスのルート、乗降場所が大幅変更となる。

 マカオグランプリ組織委員会及びマカオ政府交通事務局、マカオ治安警察局などが10月27日に開いた合同会見で明らかにした内容によれば、迂回ルートへの変更、運行区間の短縮、バス停位置の移転の対象となる公共路線バスの路線数は全体の半数以上にあたる52路線に及び、2路線については運休するとのこと。また、グランプリ期間中、亞馬喇前地バスターミナル、綜藝館臨時バスターミナルとメインスタンド前の外港フェリーターミナル前をダイレクトで結ぶ運賃無料の12T、31T系統を臨時運行するという。

 混雑が予想されるのはマカオ半島北部と中央部を結ぶ主要ルートにあたる羅理基博士大馬路、美副將大馬路、雅廉訪大馬路、俾利喇街、士多鳥拜斯大馬路で、過去の経験からキャパシティオーバーになることは必至とし、特に初日に当たる13日の混雑が最も激しくなる見通しとのこと。このほか、港珠澳大橋マカオ側イミグレーションやタイパ・コタイ地区からマカオ大橋を経てマカオ半島北部を結ぶルートについて、渋滞が頻発するラウンドアバウト「友誼圓形地」を跨ぐ短絡道路が11月上旬にも開通予定となっており、車流の分散効果が期待されるとした。

 例年、グランプリ開催期間中のサーキット周辺は交通渋滞も激しさを増すため、市民や観光客の市内の移動に大きな影響が及ぶことで知られるが、今年については、広東省・香港特別行政区・マカオ特別行政区が共同開催する大型スポーツイベント「第15回中華人民共和国全国運動会(全運会)」が同時期(11月9〜21日)に行われることから、例年以上に交通情報に留意する必要があるだろう。

 公共路線バスの臨時バス停及びルート、IR/ホテルのシャトルバス乗降場などについて、事前に交通事務局及び各施設のウェブサイトや現地の案内板などで確認しておきたい。

マカオグランプリビルで開催された第72回マカオグランプリ開催期間中の交通規制等に関する記者会見=2025年10月27日(写真:GCS)

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