マカオIR運営MGMチャイナが2025年3Qの業績発表…純収入17.4%増、カジノ売上市場シェア15.5%に

 マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオ半島でMGMマカオ、コタイ地区でMGMコタイの両IR(統合型リゾート)施設を運営するMGMチャイナ社は10月30日、今年第3四半期(2025年7〜9月)の監査前業績を発表。

 同社発出資料によれば、グループの今年第3四半期の純収入は前年同時期から17.4%増の85.1億香港ドル(日本円換算:約1684億円)、調整後EBITDAは19.6%増の23.7億香港ドル(約469億円)に上り、いずれも第3四半期としての過去最高を更新。また、マス事業への集中と運営効率の継続的な向上により、調整後EBITDAマージンは0.5ポイント上昇の27.9%に。

 今年第3四半期のマカオの総カジノ売上(カジノ粗収益/GGR)に占める同社グループの市場シェアは15.5%で、0.7ポイント拡大。施設別の内訳はMGMコタイが9.4%、MGMマカオが6.1%。単日平均カジノ売上20%増で、市場全体の伸び(13%増)を大きく上回り、マス部門(スロットマシン含む)に限ると17%増だったとのこと。

 また、今年第3四半期の同社グループホテルの訪問客数は17%増。ホテルについては、MGMマカオのヴィラ施設「アルファヴィラ」が9月下旬に正式開業し、他のリノベーションプロジェクトについても続々完成しているという。

 財務状況については、今年第3四半期末時点の総流動資金は223億香港ドル(約4413億円)と安定を維持しているとした。

 マカオでは、2023年1月から新コンセッション(10年間)がスタート。 MGMは入札評価点が6陣営の中でトップだった。改正カジノ法の施行後、 マカオのゲーミングテーブル台数にキャップ制が導入され、新コンセッションスタートに合わせて当局が各事業者への再配分を行った。 MGMチャイナはゲーミングテーブル配分において従前から割り当て数が増加し(従前の552台から36%増の750台に)、業績のボトムアップにつながっているとみられる。

大型カジノIR「MGMコタイ」(資料)=マカオ・コタイ地区にて本紙撮影

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