マカオ税関、未納税の密輸たばこ1.2万本押収…中国本土から持ち込む

マカオ税関(澳門海關)と衛生局たばこ管理事務所は6月22日午後、未納税の密輸たばこ取り締まりのため、マカオ半島の下環地区にある雑貨店1軒に対して立入検査を実施。

現場において、およそ1万8000パタカ(日本円換算:24万5000円)の税金が未納と疑われるたばこ604箱(1万2080本)を発見し、店主の女人を詳しい調査のため税関本部へ連行したとのこと。

店主の女は税関の調べに対し、見つかったたばこの出所について、中国本土から運び屋を使ったり、自分自身でハンドキャリーでマカオへ持ち込み、店頭で販売したと話しているという。

税関は、女を5000から10万パタカ(約6万8000〜136万円)の罰金が課されると同時に、密輸品が没収となる対外貿易法違反で検挙する方針。このほか、衛生局でも女をたばこ予防・コントロール条例違反で処分するとした。

税関では、今後も未納税の密輸たばこに対して取り締まりを強化して臨む姿勢を示しており、疑わしい人物や商品を見かけた場合に、速やかに通報するよう市民に呼びかけた。

近年、マカオではたばこ製品の値上げや禁煙エリアの拡大が続いている。直近では、2015年7月にたばこ消費税の増税が実施されると同時に、海外(中国本土、香港、台湾を含む)からの免税持ち込み範囲についても、従来の紙巻きたばこを現状の100本(5箱)から19本、葉巻を10本から1本、刻みたばこは100グラムから25グラムとする大幅な縮小が図られた。内外価格差を利用した安いたばこの流入を防ぐべく、税関でのチェックも強化されている。

未納税の密輸たばこ販売店に対する取り締まりの様子(写真:澳門海關)

未納税の密輸たばこ販売店に対する取り締まりの様子(写真:澳門海關)

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