マカオ政府統計調査局は8月10日、今年第2四半期（2018年4〜6月期）の人口統計を発表した。

今年第2四半期末の時点のマカオの人口は、今年第1四半期末から2200人（0.3%）、前年の同じ時期から500人（0.1%）のそれぞれ増となる65万8900人。性別では女性が全体の53.1%を占めた。

今年第2四半期の新生児数は今年第1四半期から27人増の1441人、新生児の性別比は111.0で、100人の女児に対して男児が111.0人。

死亡人数は同49人減の473人。三大死因ではがん（183人）循環器系疾病（119人）、呼吸器系疾病（61人）。

中国本土からの移民数は同233人減の774人、マカオ居留許可獲得者数は42人増の315人。海外労働者数（中国本土、香港、台湾を含む）は同154人増の18万1499人で、総人口に占める海外労働者の割合は27.5%。

婚姻登録数は同139件減の998件。上半期累計の婚姻登録数は前年同時期から108件増の2135件。

マカオの面積はおよそ30平方キロメートル、年間インバウンド旅客数はおよそ3200万人で、極めて人口密度の高い状態が続いている。

マカオの町並み（資料）＝マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月（写真：GCS）