マカオ、新統合型リゾート「リスボエタ」概要発表…2020年オープン予定=古き良きマカオの町並みを再現、世界初ロクシタンとのコラボホテルも
- 2018/10/19 12:53
- ツーリズム
マカオテーマパークリゾート社は10月18日、マカオ・コタイ地区のマカオドーム横の区画で開発を進める新統合型リゾート開発プロジェクトの概要を発表した。
名称は「リスボエタ(英語名:Lisboeta、中国語名:葡京人)」とし、プロジェクト総工費は50億香港ドル(日本円換算:約717億円)、敷地面積は10万6015平米、延床面積は14万1035平米。このほか、2万平米の屋外多目的スペースも設けられる。すでに着工しており、2020年の開業予定。
リゾート全体の設計コンセプトは古き良き時代のマカオの町並みといい、かつてマカオに存在した「エストリルホテル」、海上カジノ「カジノマカオパラダイス」といった1960年代の代表的建築物を再現。過去から現在、そして未来のマカオを体感できる仕掛けが用意されるとのこと。
リゾートには3つのホテルを併設。自前ブランドのリスボエタホテルのほか、いずれも世界初となるフランスのコスメティックブランド「ロクシタン」、通話アプリLINEのキャラクターブランド「ラインフレンズ」とコラボしたホテルになるという。3ホテルとも直営で、総客室数は850室を予定している。
その他、遊園地要素やシアターといったレジャー施設も入るとのこと。現時点でギャンブル要素は含まないとした。