マカオの18年9月新規住宅ローン承認額約1368億円…前月から約3割増

マカオ政府金融管理局が11月12日に発表した今年(2018年)9月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、対前月の新規ローン承認額は住宅不動産向けが増加を継続、商業不動産向けが下落に転じた。

今年9月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から31.9%増となる97億マカオパタカ(日本円換算:約1368億円)。このうち、86.2%を占めるマカオ居民(=マカオ居留権保有者)向けは前月から15.9%増となる83億マカオパタカ(約1170億円)、非居民向けも大口の企業向け貸付があったことを受けて13億マカオパタカ(約183億円)だった。なお、直近3ヶ月でみると、今年7月から9月の新規住宅ローン貸付承認額の月次平均値は74億マカオパタカ(約1043億円)で、今年6月から8月との比較で11.4%増。

プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から65.9%減の1.7億マカオパタカ(約24億円)。このうち、マカオ居民向けが89.3%を占めた。前年同時期との比較では18.6%増。

新規商業物件向けローン貸付承認額は前月に大口の企業向け貸付があったことによる反動で前月から65.8%減となる33億マカオパタカ(約465億円)。このうち、99.8%を占めるマカオ居民(=マカオ居留権保有者)向けは前月から61.9%減となる33億マカオパタカ(約465億円)、非居民向けも減少で500万マカオパタカ(約7050万円)だった。今年7月から9月の月次平均値は57億マカオパタカ(約804億円)で、今年6月から8月との比較で15.2%減。

今年9月末時点の住宅ローン融資残高は前月から3.5%、前年同月から12.1%のそれぞれ増となる2111億マカオパタカ(約2兆9765億円)。このうち、マカオ居民が占める割合は92.6%。マカオ居民向けの住宅ローン融資残高は前月から3.5%増、非居民については3.4%増。

商業物件向けローン融資残高は前月から1.6%、前年同月から7.8%のそれぞれ増となる1872億マカオパタカ(約2兆6395億円)。このうち、マカオ居民が占める割合が93.2%。マカオ居民向けの商業物件ローン融資残高は前月から1.7%、非居民は0.5%のそれぞれ減。

今年9月末締めの住宅ローン延滞率は0.17%で、前月から横ばい、前年同月から0.02ポイント下落。商業物件向けローン延滞率は0.15%で、前月、前年同月からそれぞれ0.01ポイントの上昇だった。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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