マカオ、勤務先からチップ持ち出したカジノディーラー逮捕…従業員用通路で落として露見

マカオ司法警察局は12月11日、マカオ半島皇朝地区にあるカジノ施設に勤務するマカオ人のカジノディーラー職の男(31)について、勤務先から額面4万香港ドル(日本円換算:約58万1000円)相当のゲーミング(カジノ)チップを持ち出したとして業務上横領の疑いで逮捕したと発表。

警察発表によれば、同月8日午前6時頃、被疑者がゲーミングテーブルを担当していた際、ピットボスやギャンブラーが見ていない隙を狙って、テーブルのチップ置き場にあった額面1万香港ドル(約14万5000円)のゲーミング(カジノ)チップ4枚を制服の袖の部分に隠したという。その後、休憩時間に持ち出しを図った際、従業員通路で2枚を落とし、その場に居合わせた別の従業員がセキュリティスタッフに通報。被疑者はチップの持ち出したことが露見したことを察し、トイレに駆け込み、手元に残った2枚をティッシュペーパーに包んで捨てたとのこと。

警察の調べに対し、被疑者は犯行を認めた上、以前にも3万香港ドル(約43万6000円)を持ち出し、すべて生活費に充て使い果たしたと余罪についても供述しているという。

マカオのカジノ施設でテーブルゲームに参加する際、現金ではなくチップを使用する。チップは少し分厚いコインのような形をしており、額面によって色やデザインが異なるが、いずれも小さく軽い。1枚10万香港ドル(約145万円)以上の高額チップも存在する。

チップはカジノフロアにあるキャッシャーと呼ばれるカウンターで額面の現金と交換することができる。つまり、現金そのもの。マカオのカジノでは、しばしばチップを狙った犯罪が発生している。

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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