マカオ 19年4月末の外貨準備高約2兆2330億円=前月末から0.9%増

マカオ特別行政区金融管理局は5月16日、今年(2019年)4月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が前月の修正後統計から0.9%増の1647億マカオパタカ(203.9億米ドル、日本円換算:約2兆2330億円)だったと発表した。

今年4月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約10倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の80.5%だった。

また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は105.9で、前月から0.34イント、前年同月から5.28ポイントのそれぞれ上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比、前年同月比でいずれもマカオパタカ高の状況にあることを示している。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側のおよそ半分)、人口約67万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3580万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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