SJM、過去最高益更新—第1四半期業績

SJMホールディングスは6日、2013年第1四半期の業績を発表。利益が前年比11.8%増で過去最高となる19.15億香港ドル、グループ調整後EBITDAが同11.2%増の21.29億香港ドル、ゲーミング売上が同10.4%増の217.34億香港ドルとなり、主要指標のトリプル増を達成。一方、ゲーミング市場におけるシェアは26.2%と同1.2ポイントのマイナスに転じた。

先週、サンズチャイナ社とMGMチャイナ社の第1四半期業績が発表されたが、それぞれ39.3%と6%の増となり、ゲーミング各社の好業績が相次いでいる。

SJMでは旗艦施設のグランドリスボアが好調で、ゲーミング売上は24%増の83.27億香港ドル。グループ全体のVIPカジノからの売上も13.4%増となる151.37億香港ドルに達した。マスゲーミングからの売上については4.7%増の62.20億香港ドル。

SJMグループ傘下の回力カジノはリノベーションのため2月末で営業を停止している。グランドリスボアについては第1四半期のホテル稼働率が93.9%で、平均客室単価は2,236香港ドルとなり、それぞれ前年同期から1.3ポイント、4.2%増。

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

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