香港、新型コロナ市中感染確認が2日連続ゼロ…3/28

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、3月28日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から5人減の1人だった。この日の唯一の感染確認はインドネシアからの入境者で、輸入性のもの。市中感染は2日連続ゼロを維持した。

 なお、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)が1人いるとの情報がある。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は188人で、その約59%を占める市中感染110人のうち感染経路不明は29人。ここまでの香港における累計感染確認数は1万1447人、退院者数は1万1040人、死者数は205人。 

 香港では第4波下、流行状況が落ち着いた状況でホリデーシーズンを迎えた後にリバウンドが繰り返し発生している。まもなくイースターホリデーを迎えることから、再びリバウンドするか、終息に向かうかに注目が集まっている。

香港特別行政区のイメージ(資料)—本紙撮影

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