マカオ政府統計調査局は10月16日、2013年第3季の旅遊物価指数が128.84ポイントとなり、前年同期比6.89%の上昇となったことを発表。ホテル宿泊費、飲食サービス費の大幅上昇が主要因。

指数上昇幅が大きかったのがホテル宿泊費（10.03%増）、衣類・履物（9.67%増）、食品・タバコ（8.98%）。ホテル客室単価、ハンドバッグ及び土産食品の価格上昇に伴うもの。

今年第3季の旅遊物価指数は直前期と比較して2.41%上昇。夏休みシーズンを挟んだことから、ホテル客室価格と航空チケットの上昇がみられ、ホテル宿泊、交通・通信の価格指数がそれぞれ9.45%、4.97%の上昇。一方、衣類・履物についてはサマーセールで割引販売があったことから2.27%下落している。

今年第3季までの直近4季の旅遊物価指数は直前季との比較で6.31%増となり、衣類・履物類の13.65%増、食品・タバコの8.66%増が目立った。今年第1〜3季の旅遊物価指数は前年同期比6.97%上昇、そのうち衣類・履物、食品・タバコ、宿泊の価格指数がそれぞれ12.70%、9.42%、8.16%上昇。

観光客で賑わうマカオ歴史的市街地区のストリート（イメージ）＝マカオ・大三巴街—本紙撮影