マカオ税関が密輸たばこ販売店に対する摘発実施

 マカオ税関は7月8日、同月5日から7日にかけて衛生局喫煙防止対策室の職員と合同チームを編成し、24人体制で市内8軒のショップに対する立入検査を実施し、このうち3店舗を密輸たばこを販売していたとして摘発したと発表。

 今回の立入検査で発見されたのはいずれも紙巻きたばこで、合計1万2780本に上ったとのこと。税関の調べに対し、店舗の責任者は見知らぬ人物から仕入れたなどと説明したという。3店舗の責任者については、税関が対外貿易法違反、また衛生局がたばこ予防・コントロール条例違反でそれぞれ起訴済みとした。

マカオ税関と衛生局喫煙防止対策室の合同チームによる立入検査の様子(写真:澳門海關)

 目下、マカオ警察総局による指揮の下、各保安部門が地域社会の良好な治安環境の維持と保護を目的とした大規模取り締まり作戦「落雷2023」を展開する中、税関でも市内のショップに対するパトロールを行っているとし、市民に対してたばこの密輸に関与しないよう呼びかけた。

マカオ税関が押収した密輸たばこ(写真:澳門海關)

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